ヨガの種類

ヨガの種類はたくさん!あなたにピッタリと合ったヨガを見つけましょう

自分にぴったり合ったヨガを探そう

ヨガと一口で言っても、実はいろいろな種類があります。体が硬い人には難しいポーズが多い難易度の高いものから、初心者でも気軽にできるものまであるし、運動量の激しいものや体力の消耗が激しく高齢者や病弱な人には不向きなものもあります。

体が弱いから丈夫な体を作りたいと思ってヨガを始めたけど、体力の消耗が激しくて長続きしなかったというケースや、丈夫な体を作るどころか脱水きたして救急搬送されたというケースもあるのです。

ヨガを始めようと思っている人は、自分の体力や目的にピッタリ合ったヨガを探すことが重要です。

陰ヨガと陽ヨガ

難易度、運動量、リラックス度、精神性の4つの指標で様々なヨガを見ていくと、ヨガには大きく分けて「陰ヨガ」と「陽ヨガ」があるということを知っておきましょう。

陰ヨガはゆっくりとした動きで、呼吸法に重点を置いたスタイルです。座ったまま行うポーズや寝てポーズを取ります。1つ1つのポーズの時間が長いので、リラックス効果が高まります。

それに対して「陽ヨガ」は、運動量が多く連続してポーズを取り続けます。アシュタンヨガやパワーヨガやハタヨガが、陽ヨガに分類されます。

初心者に向くヨガ

ハタヨガ

ハタヨガはリラックス度も運動量も難易度も、精神性も中程度です。

サンスクリット語でha(ハ)は太陽、ta(タ)は月という意味を持っています。つまり、ハタというのは太陽と月という意味で、陽と陰や精神性と生命力と解釈されています。

自分の心と向かい合いたい人、ストレスによる自律神経の乱れを整えたい人に向くでしょう。

呼吸法とともに体を動かします。

アイアンガーヨガ

解剖学的な観点から、体のバランスなどを考えて、1つ1つのポーズを丁寧に行っていくことが特徴のヨガです。

体のゆがみを改善したい人や体が硬い人に向いています。

様々な道具を補助的に使うことで、体が硬い人でもヨガの効果が期待できます。道具を使ってポーズを助けてくれるということが、他のヨガとは大きく違っている点です。

インナーマッスルを鍛えたい人に合うヨガ

シヴァナンダヨガ

西洋医学の医師であったスワミ・シバナンダ師が創設した伝統的なヨガの1つと言えます。呼吸法や12の基本ポーズ、チャンティングをバランスよく行います。

1つ1つのポーズの合間に「シャバアサナ」を必ず入れるとことが大きな特徴です。これによって、心と体のバランスを調整します。

シャバアサナは、「屍のポーズ」とも呼ばれていて、極上のリラックスが得られます。質の高いシャバアサナは一晩の睡眠に匹敵するくらいのリラクゼーション効果があると言われるくらいです。

したがって、シヴァナンダヨガはインナーマッスルを鍛えたい人や筋力アップを図りたい人だけではなくリラクゼーション効果を得たい人にも合うでしょう。

リラクゼーション効果を得たい人に合うヨガ

クリパルヨガ

スワミ・クリパル氏によって創設されたヨガです。伝統的なヨガを現代人にも合うように改良されたアメリカ発祥のヨガです。

しっかりとポーズを取ることよりも、自分の内面で起きていることをしっかりと受け止めるということに重点を置いています。

体と心のバランスを取りたくぃ人や、リラクゼーション効果を得たいひとに合うヨガです。

陰ヨガ

寝たままで行うポーズや座って行うポーズが中心なので、初心者や高齢者にも人気があります。

運動量が大きいヨガや体力の消耗の激しいヨガを行いたい人

アシュタンヨガ

運動量が多めで難易度の高いポーズもあるので、上級者のヨガという感じです。リラックス効果よりも筋力アップを目指す人に向いています。

パワーヨガ

アシュタンヨガを土台に現代人に合わせてアレンジしています。ハリウッドのセレブ達に人気があったので、ハリウッドヨガと呼ばれることもあります。

発汗量も多いので、健康な人がもっとしっかりと運動をして強靭な体を作りたいという場合に向いています。

ホットヨガ

室温40℃、湿度60パーセント前後の部屋で行います。この数字を聞いただけで「熱中症になりそう。私にはとても無理」と思う人も少なくないでしょう。

デトックス効果などと書いてありますが、ある健康情報番組で有名な内科医は「汗を掻いてもデトックスはできませんよ」と言っていました。

デトックスとは?

では、デトックスとはどういう意味でしょうか?おそらく多くの人は、毒物を体外に排泄する、ということを期待して「デトックス」という言葉を使っていると思います。

しかし、汗の成分の99%は水です。残りの1%の大半は塩分、そして残りの極わずかな成分にマグネシウムやカリウムや鉄や亜鉛などのミネラルが含まれます。乳酸や尿素はものすごく微量です。従って汗を掻いても、水分が出るだけで老廃物はほとんど出ないと考えるのが妥当です。

普通の生活をしていて、汚染物質や有害物質が汗で出る量はわずかに0.03%程度だと言われています。

では、老廃物はどのように排泄されるのでしょうか?
老廃物の大半は便として排泄されます。

体内の老廃物の75%が便と共に排泄されているのです。20%が尿から排泄されます。2%は髪や爪から排泄されます。ですから、デトックス効果を期待するのであれば、汗を掻くよりも便秘をしないでたっぷりと排便することが大切です。

ホットヨガが危険な人

妊娠中の人や生理中の人は、ホットヨガは止めた方が良いと言われています。脱水を招きやすいからです。

下痢をしている人も同様に、ホットヨガは危険です。

その他、高血圧の人や脳梗塞の既往のある人もNGです。ホットヨガをしている間は体は温まって血管が開いて血圧が下がりますが、夏に暑い暑い部屋から冷房の効いた部屋へ入ると血管が収縮して血圧が爆上がりしやすいのです。また、冬であれば暑い暑い部屋から外へ出ると寒いどころか気持ちよく感じて、上着も羽織らずに寒空の中を歩いて帰る人も多いのです。

しかし、血圧の高い人は、これがとても危険な行為になります。寒空の中では血管が収縮して血圧が爆上がりするので、脳卒中を招くリスクが高まります。

また、大量発汗することで血液がドロドロになりやすいことも理由の1つです。

尿路結石や高尿酸血症や痛風の人もNGです。脱水すると病気が悪化しやすいからです。

カビアレルギーの人にもおすすめできません。40℃60%という環境下ではカビの胞子が飛び散る可能性が高いです。カビにはとても住みやすい環境なのです。床に滴り落ちた汗が数時間でカビになってもおかしくない環境下だということを知っておきましょう。

これら以外にも、基本的に病気がある人にはホットヨガはNGです。

まとめ

街にはヨガを行うことができるフィットネスクラブやヨガ教室がたくさんあります。しかし、一口にヨガと言っても色々あるので、それぞれの特徴をよく知っておいて、自分に合ったものを選びましょう。

どのような種類のヨガなのかを把握しないで飛びつくのはNGです。

また、ホットヨガは脱水のリスクも考えて、体力に十分に自信がある人、事前に健康診断や人間ドックを受けて病気が何もないことを確認したうえで行ってください。